アゲート(瑪瑙 / Agate)
アゲートは、縞模様が特徴のカルセドニーの一種で、様々な色彩や模様を持ち、加工のしやすさから古来より装飾品に使われてきました。

多彩な縞模様をもつアゲート(Agate)
基本情報
化学式 | SiO2 |
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分類 | 六方晶系(潜晶質) |
硬度 | 7(モース硬度) |
比重 | 約2.60 |
透明度 | 半透明〜不透明 |
特徴
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縞模様の形成:カルセドニーの層が周期的に形成され、縞模様となる。
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多様な色彩:色層が幾重にも重なることで、個性的な模様を生む。
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加工特性: 着色処理 染色 加熱処理 などの手法が施される。
主な変種
- 変種 ファイヤーアゲート:虹色の輝きを持つ
- 変種 レインボーアゲート:虹色の縞模様
- 変種 モスアゲート:苔のような模様
- 変種 クレイジーレースアゲート:不規則な縞
- 変種 デンドリティックアゲート:樹枝状模様
関連石・用途
関連石
カルセドニー カーネリアン クリソプレーズ
歴史と用途
- 装飾品:古代より装身具に使用
- 護符:文化的に保護の象徴
- 工芸品:精巧な工芸材料として
取り扱い注意:着色処理されたものは、日光により退色の可能性があります。