アンダリュサイト(紅柱石 / Andalusite)
アンダリュサイトはスペインのアンダルシア地方にちなんで名付けられた宝石で、多色性が非常に強いことが特徴です。ひとつのカット石の中に緑がかった部分と赤みがかった部分が同居し、見る角度によって異なる色が見えるため宝石愛好家から人気があります。
強い多色性が特徴的なアンダリュサイト
基本情報
| 英名 | Andalusite |
|---|---|
| 和名 | 紅柱石 |
| 化学式 | Al2SiO5 |
| 分類 | 斜方晶系 |
| 硬度 | 6.5~7.5 |
| 比重 | 約3.15 |
| 透明度 | 透明~半透明 |
特徴・バリエーション
- 多色性: 結晶の方向によって緑と赤が入り混じるように見える強い多色性。
- キャストライト(空晶石): 接触変成岩のホルンフェルス中に産し、横断面に十字状の炭素質が入り砂時計構造を示す。
- ビリディン: Mnを多く含むことにより鮮やかな緑色を呈するもの。
- アンダリュサイト・キャッツアイ: 稀に褐色系の石に見られるシャトヤンシー効果。
産地・別名・処理・類似石
代表的な産地: スペイン、ブラジル、スリランカ、マダガスカル。
別名: ブラジリアン・アレキサンドライト、フォルス・アレキサンドライト(ブラジル産の多色アンダリュサイト)。
処理: 含浸処理(クラックのある石に合成樹脂を浸透させてひびを目立たなくする)。
類似石: ドラバイト・トルマリン、ダイオプサイド、エピドート、インペリアル・トパーズ
注意点:希少色として黒色や鮮緑色のものが知られ、キャストライトは斜めに交わるものより直角に交わるものが価値が高いとされます。
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