アクアマリン(緑柱石 / Aquamarine)

アクアマリン(緑柱石 / Aquamarine)

アクアマリンはラテン語で「海の水」を意味し、海のような澄んだ青色から青緑色を示すベリル族の宝石です。硬度と比重が高く、大きく透明な結晶が得られやすいため、古くから装飾品や護符として親しまれました。

アクアマリン

海のような澄んだ青色が美しいアクアマリン

基本情報

英名 Aquamarine
和名 緑柱石、藍柱石、藍玉
化学式 Be3Al2Si6O18
分類 六方晶系
硬度 7.5~8
比重 約2.7
透明度 透明

特徴・バリエーション

  • アクアマリン・キャッツアイ: 管状のインクルージョンによってシャトヤンシー効果を示す。
  • スターアクアマリン: 結晶構造上の面繊維と管状包有物の組み合わせによりぼんやりしたスターを示す。
  • バイカラーアクアマリン: 結晶の一部が無色で明瞭に色分かれした稀少なもの。
  • チューブインクルージョン: 柱状の結晶内部に細いチューブインクルージョンが柱方向に平行に発達。

産地・別名・処理・類似石

代表的な産地: ブラジル、マダガスカル、ナイジェリア、パキスタン。

別名: アルバニータ・アクアマリン(放射線処理を施したサファイアブルーのベリル)。

処理: 加熱処理(緑がかった色調を取り除き澄んだ青色を引き出す)、着色処理(淡色の原石に青色染料を浸透)。

類似石: ブルートパーズ(比重が3.5~3.6と大きく区別可能)

アクアマリンを使った商品

注意点:チェルシー・エメラルド・フィルターで観察すると、アクアマリンは緑線状に見えるのに対しトパーズは淡いピンク色に見えるため鑑別が可能です。

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