エピドート(緑簾石 / Epidote)

エピドート(緑簾石 / Epidote)

エピドートはギリシャ語の「epidosis(増加する)」に由来する名を持ち、結晶が平行に集合することが多いことから日本名の緑簾石と呼ばれます。この名称は実際には10種からなる鉱物グループ全体を指し、成分組成のわずかな違いによってさまざまな色や性質が現れます。

エピドート

緑色の美しいエピドート

基本情報

英名 Epidote
和名 緑簾石
化学式 Ca2Fe3+Al2[OH|SiO4|Si2O7]
分類 単斜晶系
硬度 6~7
比重 約3.4
透明度 透明~半透明

特徴・バリエーション

  • ピスタサイト: 明るいグリーン色の変種。
  • デルフィナイト: フランス産の黄緑色の変種。
  • アーレンダライト: ノルウェー産のくすんだグリーンの石。
  • タウマワイト: クロムを含むエピドートでアレキサンドライトのような変色効果を示す。

産地・別名・処理・類似石

代表的な産地: フランス、ノルウェー、ミャンマー、長野県武石村。

別名: ブラジリアン・トルマリン(緑色系のエピドート)。

処理: 染料で着色されるものがあり、自然色と人工着色品を区別することが重要。

類似石: ダイオプサイド、チューライト(深い黒緑色のものはエピドートとよく似ている)

注意点:エピドートの希少色は鮮やかな緑色や緑色で、多色性が強いため観察方向によって色合いが変化します。

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