トクサヤギ(海竹 / Keratoisis)

トクサヤギ(海竹 / Keratoisis)

トクサヤギ(海竹)は、白色の石灰質(炭酸塩)と黒褐色の有機質が交互に成長し、 竹のような見た目になることから「海竹」と呼ばれます。海外ではバンブー・コーラル(Bamboo Coral)という名称で知られます。 もともと有色のものが少なく装飾素材としては利用されにくかった一方、近年では漂白して「シロサンゴ」と称したり、 着色して「アカサンゴ」に似せて流通する例があるため、取り扱いには注意が必要です。 六放サンゴに属し、骨軸はカルサイトではなく有機質のため酸には比較的強い一方、 乾燥脱水すると割れやすく、変形しやすい性質があります。

トクサヤギ(海竹)

竹状の層構造が生む独特の表情。流通上の“似せ加工”が多い素材でもあります

基本情報

英名 Keratoisis(Bamboo Coral として流通することも)
和名 海竹(トクサヤギ)
化学組成 CaCO3 + MgCO3、他有機物
構造 微粒結晶の集合体
硬度 3.5~4
比重 2.6
分類 有機質宝石(サンゴ類)

特徴・バリエーション

  • 外観の特徴: 白色の石灰質と黒褐色の有機質が交互に繰り返して成長し、竹状の模様を作ります。
  • 利用史と流通の注意: もともと有色のものが少なく装飾用途で使われにくかった一方、 近年は漂白して「シロサンゴ」と称したり、着色して「アカサンゴ」に似せる事例があります。
  • 性質: 六放サンゴに属し、骨軸はカルサイトではなく有機質のため酸には強い一方、 乾燥脱水で割れ・変形が起きやすい点が注意ポイントです。

流通名・商業名

  • 山サンゴ: 赤色系に着色されたものが、この名称で流通することがあります。
  • ウミタケ・シロサンゴ: 漂白で純白にしたものが、シロサンゴとして販売されることがあります。

処理

  • 着色処理: 各色染料で着色し、アカサンゴ、ボケサンゴ、モモイロサンゴに似せる加工が行われます。
  • 漂白処理: 純白化を目的に行われ、シロサンゴに似せる用途で用いられます。

類似石

  • シロサンゴ: 比較すると骨軸の組織構造が異なり、同心円状の細かな模様が見られます。 また、ウミタケ(海竹)の方が透明感があるとされます。

注意点:トクサヤギ(海竹)は、漂白・着色による“似せ加工”が多い素材です。 表記が「シロサンゴ」「山サンゴ」などになっている場合は、素材の実体(海竹かどうか)と処理内容の説明が一致しているかを確認してください。 また、乾燥脱水で割れやすく変形しやすい性質があるため、保管環境(乾燥しすぎ・熱)にも注意が必要です。

ご購入の際の注意事項、利用規約、プライバシーポリシー、キャンセルポリシー及び配送ポリシーに同意する必要があります。 | Agreement to the Terms of Service and Privacy Policy is required.

エラーが発生しました。しばらく待ってから再度チェックボックスにチェックを入れてください。

ブログに戻る

コメントを残す