オブシディアン(黒曜石 / Obsidian)
オブシディアンは火山活動によって急速に冷却された天然のガラスで、漆黒の光沢を持つ神秘的な宝石です。 古代から武器や装飾品、儀式用の道具として使用されてきました。

艶のある黒色が特徴のオブシディアン
基本情報
化学式 | 主にSiO2(天然ガラス) |
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分類 | 火山ガラス(非晶質) |
硬度 | 5〜5.5(モース硬度) |
比重 | 約2.3〜2.6 |
透明度 | 不透明 |
特徴
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天然ガラス:火山の溶岩が急冷されてできる。
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鋭利な割れ方:断面が非常に鋭く、古代では刃物に使用された。
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多様な色合い:黒が主だが、銀色・虹色・斑点模様なども存在。
産地と用途
主な産地
アメリカ
メキシコ
アイスランド
日本
用途
- ジュエリー:リング、ペンダント、ブレスレットなど
- ヒーリング:邪気払い・グラウンディングの効果があるとされる
- 工芸品:刃物や彫刻作品としても利用
注意点:鋭利な断面に注意し、取り扱いには十分気をつけましょう。