ペトリファイド・(コーラル/シェル)(珪化珊瑚(珪化貝) / Petrified Coral/Shell)
ペトリファイド・(コーラル/シェル)は、生体組織が珪酸分(SiO2)で置換されて化石化したタイプの素材です。 珪酸分が生物の外形のみを再現したものもあり、化石化する作用は petrification(珪化)と呼ばれます。
珪酸分で置換され、元の組織が模様として残る化石素材
基本情報
| 英名 | Petrified Coral/Shell |
|---|---|
| 和名 | 珪化珊瑚(珪化貝) |
| 化学式 | SiO2 + 不純物 |
| 分類 | 化石(珪化した生体組織) |
| 硬度 | 6–7(珪化した化石の場合) |
| 比重 | — |
| 透明度 | — |
特徴・バリエーション
- タイプ分類: SiO2主成分の化石には、Agatized(瑪瑙(アゲート)のような構造)、Silicified(アゲート様構造なし)、Opalized(蛋白石(オパール)相当の含水状態)がある。
- 色: 一般的に灰色・白色系が多いが、オレンジ色や紫色、特に真っ黒なものは希少。
- 価値のポイント: 色が鮮やかで美しく、元の生体組織が鮮明に保存されているものほど評価される。
- 模様: 珪化サンゴは画一的な放射状模様、珪化貝は二枚貝で三日月形の断面、巻貝で筍の子の断面のような断面が見られる。
- 変種: Enhydrous petrified shell(珪化した巻貝の内部に水を閉じ込める場合がある)。
- 参考: オーストラリアなどでは、プレシャスオパール化した貝化石(黒オパール)が有名。
処理・関連情報
処理: 最近では、特にビーズにおいて、合成樹脂含浸されているものがある。
関連情報: 菊石:カリス模様(サンゴの組織構造が作る幾何学模様)が菊の花のように見えるため、水石の世界では菊花石・菊紋石とも呼ばれる。
注意: アメリカ・ユタ州では赤色に着色した単体サンゴ化石が産出するが、その赤い色は 赤鉄鉱(ヘマタイト)に相当する酸化鉄コロイドを含むためで、紫外線や光に弱い。長期間の直射日光は避ける。
注意点:ビーズ等で含浸処理されている場合、洗浄や溶剤の使用で表面状態が変わることがあります。直射日光の長時間照射も避けてください。
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