グロッシュラー(灰礬柘榴石 / Grossular)

グロッシュラー(灰礬柘榴石 / Grossular)

名はグーズベリー(grossularia)に由来。スカルンや蛇紋岩中に産し、ガーネットの中でも色の多様性が最も豊富。

グロッシュラー

黄緑~無色、ピンクまで幅広い

基本情報

英名 Grossular
和名 灰礬柘榴石
化学式 Ca3Al2(SiO4)3
硬度 6.5〜7
比重 約3.6(組成で変動)

色と主要変種

  • ツァボライト: V主体の明るいグリーン(Cr主体の濃緑はツァボライトとは言い難い)。
  • ヘッソナイト: 黄〜褐色系。赤味が強いものはシナモンストーン。
  • ローズストーン: 大理石母岩起源。不透明〜半透明のピンク系(中心に濃紫黒部)。

緑色はFe/Cr/Vの混在で生じ、黄緑〜濃緑まで幅広い発色を示します。

流通・処理・類似石

処理: クラックのオイル/樹脂含浸。

類似石: 黄〜黄褐:スペサルティン、アイドクレーズ/ 緑:Cr トルマリン、Cu ダイオプサイド、 デマントイド(アンドラダイト)/黒味緑: 低品質のエメラルド

関連: ハイドログロッシュラー(ハイドログロッシュラー)は研磨後ローズストーンに似る。

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