ハイドログロッシュラー(加水柘榴石 / Hydrogrossularite)

ハイドログロッシュラー(加水柘榴石 / Hydrogrossularite)

ハイドログロッシュラー(加水柘榴石)は、長い間「ジェード(翡翠系の石)」と思い込まれて流通していたことがある素材です。 成分中に水酸基(-OH)を含むことから、グロッシュラー(柘榴石の一種)の亜種と考えられています。 肉眼で見える大きさの結晶は見られず、半透明~不透明な塊状で産出するのが特徴です。 Cr(クロム)の混入で緑色系、Mn(マンガン)でピンク系の色になる傾向があります。

ハイドログロッシュラー(加水柘榴石)

「ジェード風」の質感を持つ、半透明~不透明の塊状産出が特徴

基本情報

英名 Hydrogrossularite
和名 加水柘榴石
化学組成 Ca3Al2[SiO4]3(OH)4
結晶系 等軸晶系
硬度 7
比重 約3.48
透明度 半透明~不透明

特徴・バリエーション

  • 見た目の傾向: 透明な結晶というより、緻密な塊として産出し、しっとりした質感で「ジェード風」に見える個体があります。
  • 色の要因: Cr(クロム)の混入で緑色系に、Mn(マンガン)の混入でピンク系の色になりやすいとされます。
  • 誤認されやすさ: 長い間「ジェード」として扱われた経緯があり、名称・流通名による誤認に注意が必要です。

変種

  • バイカラー・ガーネット: アイドクレースと混和したもので、組成変化により生じます。 ピンク色と黄緑色の境界は、はっきり区切れず不鮮明に移り変わっていきます。

産地・別名・処理・類似石

流通名・商業名:

  • トランスバール・ジェード
  • サウスアフリカン・ジェード

処理:

  • 着色処理: 緑色の染料で着色しているものがあります。

類似石:

注意点:「ジェード」という流通名が付く場合でも、 翡翠(硬玉/ジェダイト)軟玉(ネフライト)と同一ではありません。 さらに、着色処理が行われることもあるため、仕入れ・鑑別時は名称だけで判断せず、 処理情報と実体(素材の正体)をセットで確認するのが安全です。

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